あなたが今見ている世界があります。

同じように周りも見ていると思い込んでいますよね。

「当たり前じゃない〜〜〜」と思いがちです。

でも実を言うと自分が見ているもの、感じているものはあなただけのものです。

「え〜〜〜！そんなバナナ！」笑、と思いますよね。

同じ風景からの感想は違う（見ているものや視点や感覚が違うから）

同じものを見ているのだが

「この青色は素敵だなぁ」に対して「それは青より緑色に近いよ！」

との会話はそれほど不思議ではないですよね。

私は赤色がわからないの、、、と言う色盲の友人がいます。

しかし、その方は赤やオレンジの服を好んで着ているので、

きっと私が見ている色とは違って見えているのでしょう。

「わ〜美味しい！」と感じる味に対して「それほどでも...」と家族であっても違う。

クーラーやヒーターの温度で暑いやら寒いやら

体感温度も同じ部屋にいながら違いますよね。

犬は赤色を認識できないとの話も聞いたことがあります。実際はわかりません。

きっと、動物や虫が見えるものは人間と相当違うのでしょう。

日本語はさまざまな色の表現があるので、

日本人は他の国の方よりも多くの色合いを微妙に見分けられているそうです。

そして、雨や雪などの気象状況を表す言葉も日本語には多数あります。他の言語よりも多い。

これもその微妙な違いを捉えているとも言えます。

ただし、小雨がどこまでが小雨で、

どこから雨に変わるのかは人によりけりと思うのは私だけでしょうか。笑

ですから、自分が見ている世界と相手の見ている世界が一致しているとは思えない！

相手の中に入り込んでそれを感じて、見てみないことには一致しているかどうかも判断できない！

つまり、それぞれが見ている、感じているものは違う‼️

「なんで、私と同じように考えないの！」

「どうしてこっちが言っていることが通じないの！」

と怒っても、それはそもそも自分の感じている世界は自分だけのものであり、

相手の感じている世界は相手だけのものであるからです。

同じ言葉、言語を話ししていても通じないのです。

「寒い」と言っても相手が感じている寒さと私の感じているものは完全に一致することはないです。

こちらの世界を相手に求めることができないのです。

このカラクリがわかると、相手をコントロールできないことがわかりますね。

100点、70点、50点とテストの点数などがあります。

回答に対しての採点によって付けられています。

だが、その点数に対しての基準、あるいは感覚は人によって違います。

同じ100点となっていても、その点数に対しての「自分の基準」は違ってきます。

「よくできた！」と言葉に出して喜んでいても、その喜びの感覚は人それぞれです。

「運が良かった〜〜」とものすごく喜んでいるのか、

「嬉しいよね〜」位の喜びなのか、

「まあ、当たり前でしょう！」と冷めたような喜びなのか。

それはその人の中にある自分なりの基準に基づいた感覚になっているのです。

「自分が満足する点数はどのくらい？」とグラフ化して生徒たちに尋ねたことがありました。

見事にバラバラでしたね。

このように意識の違いはそれぞれの基準の違いです。

それによって、見ている世界や感覚が違います。

なるべくそれを理解するように努力します。

しかし、全て理解した、とならないように努めます。

自分が持っている基準も感覚も、他人が持っている基準も感覚も

どれも正解も間違いもないです。

自分の感覚や基準を疑ってみるのもいいです！！

私たちは自己否定をするように特徴づけられています。

その判断材料が基準です。

「あの人よりも劣っている」「いつもポンコツな私」

「誰からも認めてもらっていない」「みんなできるのに、私はできない」

など無数に出てくるのではないですか？

でも、そもそも自分の世界の中で生きているだけなので、

どうやって相手と比べられる？

相手の世界に入り込んで、同じように感じて、見て、同じ基準で測っているの？

比べることができない、ことがわかりますか？

あなたはあなたの世界の主であり、あなたの世界のチャンピオンです。

だって、住民はあなただけですから。笑

ですから、あなたの世界で楽しむことが重要になります。

チャンピオンとして楽しんで、やりたいことを思いっきりやることがあなたの魂が喜びます。

他の世界の人ばかり見ていたら、あなたの世界の住人がいないです。

魂が喜ぶことをやりましょう❣️

もともと、心の平和な自分に戻りましょう❣️

私よおかえりなさい、と。

有り難い✨