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【会話での勘違い③】受け入れるとはYesを言うこと

相手の話を聞いて、受け入れることが必要と思いがちです。

 

また、話を聞いていることで、相手の全てを受け入れたと思いがちです。

 

それが聞き上手であると思いがちです。

 

だから、それを強いるリーダーもいるのです。

 

「話をきかない人」=「自分の言う通りに行動しない」との構図だと思っている人がいます。

 

これらは大きな勘違いであり、この会話の仕方では意思の疎通はなく、

 

我慢の会話を聞く側に強いていることになります。

 

結果的に聞くことがよりできなくなってくることになります。

 

ほおずき❣️

まずは、受け入れずとも受け止める

「聴く」こととは、相手の言っていることを受け入れていると思うのは大きな勘違いになります。

 

この勘違いによって、リーダーは部下の話を聞かないとの行動をとってしまうこともあります。

 

「聴く」とは相手の真意をしっかりと五感を働かせて聴き取ることであり、

 

その情報を受け止める作業でいいのです。受け入れるのではなく、受け止めることでいいのです。

 

 

 

受け止めることで、安心と安全の場を作っていきます。

 

その環境があるとあるほど、相手の本音が出されやすいです。

 

本音を聴いてもらえることが、信頼感を生ませることになります。

 

自分の話を聴いてもらえ、受け止めてもらえるので、信頼感が生まれます。

 

 

 

話し手は、自分が受け入れてもらえている信頼感のもとで、意見やアドバイスを受け入れやすくなります。

 

そして、例えその答えがNOであったとしても、それを受け止めることもできやすくなります。

 

お互いがそれぞれの言っている情報を受け止めている土台があれば、

 

YesかNoのか以外の選択肢を見出しやすい会話や姿勢になります。

 

それこそが建設的なコミュニケーションとなり、さらなる思考の広がりになります。

 

 

そして、相手のことを聴いている中で、自然に相手とのペースが合ってきます。

 

頷きや姿勢や表情など。

 

逆に相手の話を上の空で聞いている時は、相手のペースに合っていないことが多い。

 

空返事であったり、頷きもなく、無表情であったりします。

 

どちらが話しやすいかはお分かりですよね〜。

 

 

会話のペースが合わせられている方、つまり、しっかりと相手を聴いていることによる

 

NOの方が、合わされていなく聞いてもらえていないYESの方よりも、受け取りやすいのです。

 

 

このようなワークを講座でやった時に、ほとんどの人が上記のような感覚になったと答えていました。

 

不思議だと思われたら、ちょっと試してみるといいです。

 

どんなYESなのか、どんなNOなのかによります。

 

それを言っている人の愛ある姿勢なのかによって違いが出てきます。

 

ですから、傾愛力では傾聴とは言わず、聴愛と言っているのです。

 

この姿勢の土台があると、もちろん、NOと言った後に建設的な会話が交わされていきます。

 

相手の見ている世界を受け入れる

あなたが見ている世界はあなただけのもの

 

以前のブログでこちらを書きました。

 

つまり、あなたの世界からのものの見方があるとしたら、

 

相手の世界からのものの見方もあることになります。

 

相手の世界からみると、その相手が言っていることを受け入れることができます。

 

自分の世界では受け入れられないけど。

 

 

このようにお互いが見ている世界をすり合わせていくことが大事になります。

 

完全に一致させることができなくとも、合わせることはできます。

 

次元を上げていくことが重要になります。

 

お互いが共通する方向性(目的)や大事な人を特定することが重要になります。

 

向かっている先が同じになる、大事な人が共通することで、方法は違えど向かっている山頂は同じであることになります。

 

ブレずに共通項を見出しやすくなります。

 

これこそがお互いが納得する会話となり、”犠牲者” を出さない、納得感のある会話となります。

 

より自分を大事にする会話ですね。

 

心の平和を広めていきましょうね❣️

 

ありがとうございます。