言語が違うと
私たちは相手を理解しようと
一所懸命「聴く」ことを実施します。
きっとその時は心もそこに向けて
相手の言わんとしていることを
汲み取ろうとしているのです。
その文化の違いや物の考え方の違いも素直に受け入れやすいのでしょう。
それこそが傾聴の第一歩であり、人間関係構築の基本姿勢です♡
子育て・家族・仕事への傾聴による影響
きくことはコミュニケーションの一番基本であり、
会話の主体は話す人ではなく、きく人です。
会話の上級者やコーチングでは「聞く」と書かずに「聴く」と書きます。
相手の話を「聞く」のは耳だけで音を拾うやり方ですが、
「聴く」は相手の話を「五感」をフル活用して聴くのです。
そこには心がこもるのです♡
相手の話を心をこめて聴いていたら、
話し手は安心をして、聴いているこちら側を信頼します。
信頼感により、話し手の心も開きやすくなり、本音の話ができるようになります。
聴いている側は、相手を理解するため、相手の話に関心を持ち、
相手の気持ちまで聴いていきます。アドバイスや答えはいらないのです。
話し手は聴かれることによって、自分の意識の中に入りやすくなり
自分の気持ちと対話をする感覚で、気持ちが整理できたり、次の行動への糸口を見つけたりします。
自分のことをわかってくれる人がいる、
共感的理解をしてくれる人がいるだけで、行動への意欲が出てきます♡
聴き方だけで、子ども、家族、同僚や仕事で関わる方との関係性がより良くなり
相手が自発的に良い行動を始めたら、楽だし、幸せですね。
傾聴による姿勢で
より幸せな家族関係や
仕事の人間関係ができたら
ラッキーですね♫
(家族とパーべキューにて)
傾聴のやり方のステップ
一般的な会話から上級者の会話のステップは次の通りです。
- 話をするだけに意識が行き、相手の話を聞いていない
- 相手を聞いているけど、自分の中で、次に何を話そうとか答えようと考えている
- 聴くことを実施し、相手を理解しようとしている
- 傾聴により自分の価値観を横において聴いている
- 傾聴をして、相手が自身でも気づいていない内面も聴いている
実は
コーチングでは3のステップから、コーチの基本姿勢が始まるのです。
相手を「聴く」こと、
相手を「傾聴」することは
「世界に通用する才能を引き出すMicchie流コミュニケーション術」体験セミナーでもワークをして体感して行きます。
傾聴で共感的理解をして自分も相手も楽な人間関係へ♫
我が子であっても、しっかりと自分とは違う価値観を持っています。
自分の価値観のフィルターを通して相手を聴いていると
評価や批判や判断が生まれてきます。それでは傾聴にならなく、
せっかく親に話ししたのに「聴いてもらっていない!!」との気持ちになり、
次第に自分の本心を親に話さなくなってしまうお子さんになりやすいかもしれません。
自分のフィルター、価値観を一旦外して相手を傾聴することができれば
深い話へと発展することができます。
傾聴することによって、自分とは違う価値観の人を受け入れたことになるのでは
と心配になる方は多いと思います。
「相手を受け入れる」のではなく「受け止める」のでいいのです!
私をいっぱいわかってくれている、
いつも私の話を真剣に受け止めてくれていると信頼感を得た
お子さま、家族、仕事仲間は、
今度はこちらをより理解しようとするでしょう。
「理解してから理解される」は世界的有名な「7つの習慣」スティーブン・コヴィー著にても
第5の習慣として紹介されています。
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