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「学校が超イヤだ!学校行きたくない〜」と言っていた子どもがやる気になった事例

 

 

あるレッスンで

 

「学校が超イヤだ!学校行きたくない〜」

 

「ボクも...」

 

などと、生徒が言い始めました!

 

学校に行きたくないと言い始めた

 

生徒はできる方であり、

 

いつも元気よくしているので、

 

とても意外に思いました。

 

 

「えっ、そうなの?!」

 

「うん...」

 

全体的に明るい雰囲気ではなくなったので、

 

ちょっと話を聞くことにしました。

 

 

通常のレッスンよりもこちらの方が

 

「今」にはとても大事だと感じました。

 

 

この場合、学校に行く、行かないが大きな問題ではなく、

 

子どもの、その本人の心の中のモヤモヤが課題になります!!

 

 

 

 

子ども、本人の気持ちを聴く

 

 

 

「そうか、、、学校に行きたくない気持ちになっているのね。

どんなことからそうなった?」

 

「うん〜... よくわからないけど...

         宿題とかイヤだ!」

 

「そうなんだ、宿題がイヤだから、学校には行きたくないのね」

 

無言でみんなは頷いているので、

 

「なるほど、もしかするとみんなの中では、「学校=宿題」になっていない?」

 

と聞きましたら、それもみんな頷きました。

 

 

子どもたちはとても素直でシンプルです。

 

 

だから、その時の生徒たちは「学校=宿題」になっていて、

 

その宿題に対するネガティヴな感覚が「学校」に上乗せしていたのです。

 

 

 

「では、学校に行くのはどうして?」

 

 

「..........勉強するため」ということが出てきて、そのあと、

 

もっとみんなの中にある「学校に行く理由」を出してもらいました。

 

 

そしたら、勉強以外に、友だち、運動、行事、遠足、修学旅行、課外活動などが出てきました。

 

 

 

 

 

 

視野が狭くなると

 

ものごとが単調になります。

 

A=Bのような構図が

 

できやすくなりますね。

モヤモヤした大きな塊を紐解いていく

 

 

 

 

少し硬いものがほぐれて行く感覚が子どもたちから感じられました。

 

 

「勉強=宿題」

 

このような構図がみんなの中にあるのも聴くことができましたので、

 

「勉強=学ぶ」との構図を提示して

 

「学ぶ」とはどんなことなのかも話し合いました。

 

 

(辞書を調べたりしたわけではなく、みんなの中にある認識を出してもらいました。)

 

 

 

そして結果的に、生きている中で、新しく知り得ることは「学ぶ」ことになり、

 

自分たちがやっているゲームやスポーツも

 

「学ぶ」に入ると気づきました♫

 

 

 

「人は忘れることができる能力を持っているのよ」とも話し、

 

宿題は、そもそもなんのためのものかも確認しました。

 

 

 

一連の黒い塊が、スーと一本の線になるとスッキリしますね。

 

 

 

今までイヤだと言っていたことさえ忘れて、子どもたちは陽気になり、

 

今度学校でこんなことがあって、楽しみにしているとか、話し始めました(笑)

 

 

 

学校に行く、行った方が良い、行かなくて良いなどの価値観を問題にするのではなく

 

それぞれの子どもたちの「心」にアプローチしていきたいですね。