子ども、思春期の学生はやる気になれば、
集中して頑張ってくれます。
集中力がないと、やる気がないと、
ぐうたらしたり、遊んでばかり。
親としては、子供をやる気にさせてあげたいですよね。
子供の「やる気のスイッチ」を押すことができたら
子供が自主的に頑張りだし、親としても気持ちが晴れますよね。
親や子どもに関わる方にとっては
子供をいかにやる気にさせるかが、
一番の悩みどころです。
今回は、「Micchie流の子供をやる気にさせる会話術」をお伝えします。
ちなみにMicchie流コミュニケーション術は、
コーチング、NLP、脳科学、心理学、
20年の講師経験、3人の子どもを育ててきた
経験によって創られています。
子ども、思春期、学生に共通する
会話術のルールやコツがあります。
基本ルールを抑えながら、
それぞれの年齢に対しての“応用”がありますが、
今回は基本形をお伝えしていきます。
3つのステップに分かれます。
①会話の土台を作る
②「快」の未来を一緒に作る
③ ②の未来の先を“感じる”
①会話の土台を作る
家を作る時の基礎作り、化粧のベースメイク、プロジェクトの戦略会議の
ように全てのものの始まりにはしっかりとした基礎、ベースが必要です。
これを怠ると家だと大変なことになるのがわかりますね。
実は、会話にもベースが必要です!
私たちは何気なく会話をしているのですが、
このベースがあるとないとでは、会話の深さが違ってきます。
なんと、ベースがない会話では意思疎通ができにくくなるのです!
子どもにとって、大好きな親に認められたいと願っています。
もちろん、好きな大人、例えば先生やコーチや関わる地域の大人にも認められたいと願っています。
ですから、認めらるとめっちゃ嬉しいし、
認められるためにいろんなことをします。
時には、マイナスのことを隠すためにいろんなことを言い訳を言います。
子どものその気持ちを「聴く」ことがまずは大切であり、
しっかり「聴く」ことを実施すると言葉になっていないことも
聴こえてきます。
その気持ちを「聴く」だけでも
子どもは嬉しいです。安心もします♫
安心して、嬉しい気持ちがあると
言われたことを素直に受け取ることができます。
ですから、子どものやる気にさせる会話のベースは
まずは相手の気持ちを聴くことです。
そして、それを「聴きましたよ」とのサインを相手に
投げかける意味で、「〇〇はこんな気持ちなのね」と
返してあげると、なお、安心を与えます。
思春期や学生にとっても、
「〇〇はこんなことを考えているのね」と
相手の気持ちや考えを代弁するように返してあげるといいです。
もし、違っていたら、「違う!〜〜と考えている!」と返して
くるでしょうから、お互いの確認作業にもなります。
②「快」の未来を一緒に作る
私たち、生き物の特徴としては、「快」と思うもの、感じるものに
引き寄せられて行きます。
生存本能がそのように動くのです♫
スゴイですよね〜。
だから、やる気になるには「快」の未来や目標がある時なのです!
例えば、夏休みに“大好きな” “とても楽しみな” 海や川に出かけると
なるとそのために暑い日でも外で準備をしたり、
嫌な宿題も終わらせたり
お手伝いをしたりするでしょう。
このように相手の心が動く、「快」の未来を見せることが効果的になります。
ポイントは一緒にそれを創ることです。
親に提示されたものは「親の快」に過ぎません。
どんな未来だったら理想的なのか、
どんな目標を達成したら嬉しいのかを
お互いで話しながら創って行きます。
こちらの作業もベースの「聴く、考えを返す」を崩さないことが大事です!
親や大人にとっては「え〜〜^^;」と思うものも
出てくるかもしれません。それに対しても、先ずは
相手に考えを返してから
自分の考えを述べるのです。
その方が相手が受け取りやすくなります。
そして大事なのは、
相手が出した未来や目標を否定しないことです。
1度否定してしまうと子ども
特に思春期や学生は、それから、本音を出さないようになってきます。
③ ②の未来の先を“感じる”
お互いの話しで目標が定まったことで安心をして、
それを紙に書いて、部屋や机に貼ってはいるものの、
いつの間にか行動がフェードアウトしてしまったことはありませんか?
それは、その「快」を感じずにいるから気持ちが薄れてきて
行動に至らなくなるのです。
将来の目標が「〜〜に進学する」「〜〜に留学する」でしたら
その場所に「通っているルートは?」
「どんな友だちとワイワイしている?」
「どんなことを学んで楽しい?」
「どんなクラブやスポーツをやっている?」
「どんな気持ちでそこに通っている?」
などと“もうそこに居ることを思い描いて行きます”。
その思い描いた後、気持ちが「快」「ワクワク」「楽しい」であれば
行動への意欲が湧いて、やる気もみなぎっているでしょう。
そして紙に書くのはそのワクワクした情景を書いて行きます。
その書いたものを見ると、思い描いた時の楽しい気持ちが
蘇ってくるようにするのです。
その子ども、思春期、学生の気持ちにフォーカスを当てることが
とても大事になります。
これが一番のポイントになります。
そこにフォーカスが当たった後に偏差値や学校のテストなど
シビアなことを言っても受け入れは容易になります。
このようなお話しや実践を講座で行います。
実際にやってみての改善点やそれぞれの状況に合わせて
すぐに使えるコミュニケーション力をアップして行きます♡
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